番地の付き方
番号は、土地の履歴の順に付いていることがあります
位置の順ではなく、登録された順や、分けられた順。地番という番号はもともと土地の管理のためのもので、道案内のためではありません。
二つの番号が併存しています
- 地番
土地の一区画ごとに付けられた番号で、登記のためのものです。土地が分割されると枝番が付き、「12-3」のように増えていきます。位置の順には並びません。
- 住居表示
場所を分かりやすくするために、あとから整理された番号です。区画に番を振り、その中の建物に号を振ります。こちらは位置の順に並びます。
- どちらが使われるか
住居表示が実施された地域では「番・号」、されていない地域では地番がそのまま住所になります。同じ市の中でも地区によって分かれます。
- 見分け方
「12番5号」のように番と号が付いていれば住居表示、「1234番地」や「1234-5」なら地番であることが多くなります。
郵便物は両方で届きます
住居表示が実施された地域でも、古い地番の表記で出された郵便物は届くのが通例です。ただし番号の並びが異なるため、地図で探す際には混乱のもとになります。
号の振り方
住居表示では、区画の周りを一定の間隔で区切り、そこに面した入口に番号を与えます。
- 起点を決める
区画の角のうち、基準となる地点を決めます。多くは、その町の中心に近い側の角です。
- 周囲を等間隔で区切る
区画の外周をたどりながら、一定の長さごとに区切ります。この区切りの一つひとつが号の単位です。
- 入口のある位置で番号が決まる
建物の玄関が面している区切りの番号が、その建物の号になります。敷地が広くても、入口の位置で決まります。
- 同じ号が複数できる
一つの区切りに複数の入口があれば、同じ号が重なります。そのため建物名の併記が必要になります。
坂や曲がりの多い地形では、区画の形が整わず番号も複雑になります。
地形が番号を複雑にします
区画が四角く整っていれば番号は素直に並びますが、川や斜面があると区画が不規則になり、周囲をたどる順序も複雑になります。
古くからの市街地では、道が曲がりくねっているうえ区画の大きさもまちまちです。番号が飛んだり、戻ったように見えたりするのは、こうした地形の反映でもあります。