地図記号
記号の多くは、何かの形をかたどっています
鳥居、開いた本、文字そのもの。由来を知ると覚えやすく、似た記号の区別もつきます。
交番警棒を二本交差させた形がもとになっています。
郵便局かつての逓信の頭文字を図案にしたとされます。
学校「文」の字をかたどっています。
病院かつての衛生に関わる記号から変化した形です。
神社鳥居の形をそのまま使っています。
温泉湯をたたえた器と、立ちのぼる湯気の形です。
工場歯車を図案にしたものです。
図書館開いた本の形です。比較的新しく定められました。
図はこのサイトで描いた説明用の図案で、正式な記号そのものではありません。
記号は増えたり、使われなくなったりします
地図の記号は固定されたものではありません。施設の種類が変われば新しい記号が加えられ、使われなくなったものは地図から消えます。外国から来た人にも分かるよう、別の図案を併用する動きもあります。
似た記号を見分ける
- 学校の区別
小中学校と高校は、同じ「文」をもとにしつつ囲みの有無で分けられています。大学は別の扱いになります。
- 神社と温泉
神社は鳥居、温泉は器と湯気。由来がはっきり違うため、形さえ覚えれば取り違えません。
- 交番と警察署
同じ図案をもとに、署のほうには丸い囲みが付きます。規模の違いを囲みで表す型です。
- 病院と診療所
地図に載るのは一定の規模以上の施設で、小さな診療所は記号として表されないのが通例です。
記号にならないもの
地図は選んで描くものです。すべての建物が記号になるわけではなく、目印として役立つかどうかで取捨が決まります。
同じ理由で、記号がないからといってその場所に何もないわけではありません。地図の縮尺が小さくなるほど、省かれるものが増えていきます。
実際の街では、看板のほうが目印として機能しています。