道と区画
名前の付いた通りは、あっても住所になりません
「◯◯通り」という呼び名は広く使われていますが、住所の要素ではなく、案内のための通称です。
道の種類
- 国道
番号で呼ばれます。「国道◯号」という言い方で、名前ではなく番号が正式です。
- 都道府県道
こちらも番号が付きますが、日常では地名を使った通称で呼ばれることが多くなります。
- 市町村道
数が多く、番号で呼ばれることはほとんどありません。
- 私道
個人や法人が所有する道。地図に描かれていても、通行が自由とは限りません。
通称の由来
通りの通称は、行き先の地名から付いたもの、沿道の施設から付いたもの、方角から付いたものに大きく分かれます。同じ道が区間によって別の通称で呼ばれることもあり、端から端まで一つの名前とは限りません。
区画整理という言葉
曲がりくねった道と不規則な区画を整え、道幅を広げて区画を四角くする事業を区画整理といいます。これが行われた地域は、道が直交し、番号も素直に並びます。
行われていない地域では、古い道筋がそのまま残ります。歩いていて道が急に細くなったり、斜めに入ったりするのは、以前からの形が残っているためです。
歩道の幅が途中で変わるのは、整備された時期の違いによることがあります。
街区という単位
道路や水路に囲まれた一つのまとまりを街区といいます。住居表示の「番」は、この街区に対応しています。つまり番号は、面としてのまとまりに付いているわけです。
街区の形が整っていれば、番号も整って並びます。逆に、川や鉄道で切られた土地では街区が細長くなったり、飛び地のような形になったりして、番号の並びも読みにくくなります。
交差点の名前
主要な交差点には名前が付けられ、標識に表示されます。これは案内のためのもので、住所とは無関係です。ただし地域の呼び名としては定着しており、待ち合わせや道案内でよく使われます。